世界はゲームでできている

ゲーム制作者のブログです

新しいテレビの見方

テレビが完全地デジ化されてから半年近く経とうとしています。
でも、地デジってただ映像が綺麗になっただけでそんなに面白くないですよね。
データ放送とか付加価値がついていますが
実際にはインターネットに書いてあることや、番組の宣伝くらいしか使われません。


そこで新しいテレビの見方の「実況」というものがお勧めです。


「テレビ実況」はテレビを見ながらインターネットに書き込みをして
見知らぬ他者とチャットのように会話しながらテレビを見る見方です。
始まりは2chの実況板だったりします。
しかし、2chとテレビって意外と相性が悪く
リロード(再読込)してテレビとパソコン画面を見比べたりして
意外と面倒で疲れたりするんです。


時代は変わりTwitterでの実況が行われるようになりました。
Twitterの場合、ソフトウェアを使うことで読み込み自体は自動化できるようにはなりましたが
相変わらずテレビとパソコンの目の移動がしなくてはいけないことが続いておりました。


で、今日ご紹介するのがtorne(以下トルネ)です。

トルネは元々はPlayStation3(以下PS3)をHDDレコーダー化するキットだったのですが
ソフトウェアのバージョンアップが繰り返され
Twitterの機能の追加、他のHDDレコーダーとの連動などが追加されました。

一番凄いのはTwitterとの連動で
Twitterのコメントをテレビでリアルタイムで見られるという機能です。

実際にはニコニコ動画のような右から左に流れる文字を
テレビ画面最下部に表示できるんですがこれが大変便利です。
元々、テレビとTwitterを同時に見るにはパソコンにTVキャプチャーボードを
取り込まなくてはならず敷居が高かったのですが
トルネによってテレビ単品で行えるようになったのは大きい功績です。

そこでぜひ試していただきたいのは国民的マンガ「サザエさん」の実況です。


サザエさんの世界観は大変古く、考え方も昭和から変わっていないために
おかしな言動ばかりが目立ちます。

いまだにケータイ電話を持っていなかったり
核家族化が標準なのに3世帯(サザエさんの世帯がよくわからないですが)くらいで住んでいますし…


で、これを実際見ていると下のような配置となります。
「ボケ」担当…サザエさん
「ツッコミ」担当…視聴者
となるわけです。


すると、「テレビがボケて、視聴者が突っ込む」という
新しい種類の視聴者参加型の漫才の完成です
(作っている人はそこまで考えていないかもしれませんが)。

これが大変面白いです。
みんなリアルタイムでツッコんでいるので妙な一体感があります。

ただトルネには若干問題点もあって
操作性が悪い、トルネ自体でハッシュタグを検索できなかったり
(タイムラインにハッシュタグがないとハッシュタグ別で分類できない。
「インフォメーション」からのハッシュタグ分けでは機能不足)と
トルネ単品でTwitterのリプライがやりずらいなど
全機能はできなかったりするのであくまで視聴用として使う感じですね。

お勧めとしてはトルネでは「映像」と「Twitter」を流しつつ
パソコンやスマートフォンからTwitterで書き込むという方法が良いかと思います。

これは一度やってみないと面白さはわかりませんが
トルネを持っている人はぜひ一度体験してみて下さい。
テレビの見方が変わりますよ!


今後発売される全てのテレビには
このような実況機能がついて欲しいですね。
まあ、テレビ局やマスコミは嫌がるかと思いますが(笑)

スーパーマリオ3Dランド、マリオカート7レビュー

「ゲームってどこに向かって行くんでしょうかねえ?」
今回、この2本のマリオシリーズ最新作を遊んで思った次第です。

はじめは別々にレビューをしようと思ったんですが
なんかこの2本のゲームって似ているようで方向性がちがうような気がしたので
まとめてレビューをしました。


「最近のゲームって面白いですか?」
面白いかどうかで言うと「確実に」面白いんですが
それはゲーム単品で考えると面白いだけで
他のジャンルの娯楽に比べて面白いかどうかを考えると微妙だと思うんです。

どの娯楽も垣根が無くなってきて混ざってきて
比べる対象がゲームソフトごとではなくて

「ゲーム」と「テレビ」と「パソコン」と「携帯電話」の4つのうちのどれが面白い?

というようにジャンルを越えているように感じます。
それは個人レベルでは娯楽時間が限られており
時間に切迫されて遊んでいる(遊ばされている?)現実があります。

ですから、「選択する」という方向でしか遊ばざるを得ない状況なんでしょうね。
子供の頃は「外で遊ぶ」とかすることが無かった時代とはわけが違い
今は多くの中から選択する時代に来たと考えられます。


その中で生まれた今回の「スーパーマリオ3Dランド」は
古来からあるゲームに縛られた部分もありながら苦心して出来上がった秀作という印象です。
ゲーム本来の一人遊びを進化させて必要な部分をきっちりと残して
いらない部分を削ぎ落としたわかりやすさが混在して素晴らしい出来でした。

初めてマリオが3D化された「マリオ64」はゲームとしては名作であったのですが
残念ながらそれはゲームに慣れた人や方向感覚がある人にとっての名作であり
ゲームが苦手な人や方向音痴の人にとっては何をしたら良いのかわからないという
ゲームの面白さよりもゲームを遊ぶプレイヤーを選ぶ出来でした。

私自身はマリオ64を大変楽しく遊んだクチですが
周りの人に遊んでもらったところ「どこへ行ったら良いのかわからない」
「目が回る」と言って3Dに拒否反応が出る方も多かったです。

そういった過去の3D作品の問題点を考慮しながらも
2Dの目的意識の明確さを取り入れたというのがこのマリオ3Dランドという印象です。

特に3DS独自の「3D裸眼立体視」は素晴らしく臨場感ある遊びがありとても楽しさがありました。
また、今回から取り入れられた「おすすめビュー」という新しい3D視点がゲームの3D疲れを最小限にしており
これが「3DSの本当の実力」という面で期待通りの出来でした。

一人遊びというマリオの原点を極めて現代的なアプローチで制作したというのは非常に素晴らしく
この一本で3DSを購入した意味がありそうです。


しかし、3Dランドが素晴らしい出来の中
もう一方に発売された「マリオカート7」は残念な出来であると感じました。
誤解を恐れず言うと、マリオカート7は「普通に面白い」です。
それはゲーム単品で判断すると普通に面白いだけで
「時代に合わせた作りであればもっと面白くできたのではないか?」という疑問が生まれます。
それはマリオカートの制作者は「マリオカートはコミュニケーションツールである」と言い切ってしまったことに原因があると考えられます。

コミュニケーションツールであるなら、ゲームだけでのコミュニケーションに完結させないで
外部とのコミュニケーションがとれるようにすれば良いと思うのです。

ゲームで知り合ってそこから友人関係に発展しても良いと思いますし
電話でもメールでもSNSでも連絡をとりあってコミュニケーションをすれば良いのでしょう。
せっかく「すれ違い通信」や「インターネットでの対戦」ができるのに
ゲームだけ遊んでコミュニケーションしているというのは少々無理があるかと思います。

確かに「すれ違い通信から発展して対戦をできたり」とコミュニケーション機能として
任天堂としては」かなり踏み込んだ仕様となってはいますが
SNSや掲示板などが発達した現在では時代遅れと言われても仕方ないかと思います。


それが明確に現れたのは「任天堂Twitterアカウント」」です。

Twitterは相互的な宣伝ができる唯一の場なのに
任天堂の公式ホームページの更新情報しかツイート書き込みがありません。

NHKTwitterアカウントでさえ、相互でコミュニケーションして
大変面白いツイートがあるにも関わらず
任天堂のツイートは旧来の宣伝にしか使われておりません。

上記のことから任天堂SNSに対して積極でないということが理解できます。


任天堂は「安心、安全、無料」というスタンスでやっているのはわかりますが
5年前ならいざ知らず今の時代にこの考えは少し合わないと思います。

他者とつながるためにインターネットという楽な手段があるのに
楽な繋がりを遮断してしまった点に問題があるのでは無いでしょうか?

今流行のソーシャルゲームがその一つで
ゲームが面白いかどうかは別にしてゲームを介したコミュニケーションツールとしては
良いかと思います。

任天堂は「3DSの販売不振はソーシャルゲームと関係ない」と言いますが
はたして本当でしょうか?
DSで得たライトユーザーはソーシャルゲームに流れていませんか?

そういった統計的な数字がないのでわかりませんが
少なからず任天堂がそういったものを否定せず良い意味で学ぶ姿勢も必要かと考えます。

ゲーム人口の拡大が「初代DS」のテーマでした。
3DS」の「テーマ」は何でしょうかね?

そういった部分が明確化されない限り3DSは長くは続かないとは思いますが…

ということで、長々とレビューでした。

半額弁当

アニメの「ベン・トー」という作品をたまにみる。
たまにと言うくらいなので、ストーリーとか細かい部分はよくわからないが
おおまかな設定として「学生同士が夜のスーパーマーケットの半額弁当を巡って戦う」的な内容である。


このスーパーの半額弁当って学生時代はホントに貴重なんだよね。


オイラも大学生時代はお金がなくて毎日のように半額弁当を巡っての争いがあった。
大学時代はどちらかというとバブル時代だったので
今のデフレと違い半額弁当を買う人は限られていてオイラみたいな貧乏学生が多かった。


このベントーという作品もその辺がうまく描かれている。
弁当を買う独自のローカルルールがあり、それを破ると周りから攻撃される的な内容があり、変なリアリティがある。


オイラは今でも半額弁当は食べる時もあるし、高いままで買うときもある。
今と昔とで変わったことと言えば、半額弁当に群がる人の年齢層が広がり人数が増えてしまったことだ。
学生より主婦や年輩男性など、デフレで不況の影響からか人数的に結構増えている。
その影響からか半額弁当の数は変わらないのに人数だけ増えたことにより競争は激化。
弁当を買うのにもある種「戦争」になっている。


まあ、そういう意味でホントに大変な世の中になってしまったなと感じる。


アニメの「ベントー」という作品は結末はどのような内容なのだろうか?
食糧危機とかそういう現実的な問題に終わるのかな?


細かい設定や内容はわからないが、最終的なテーマに何を持ってくるのか気になる。
まあ、そんなことでふと思った半額弁当のお話でした。

最近テレビをよく見ていますね。

最近、時間があるときは録画しておいたテレビとかを見ていますね。


オイラってテレビっ子じゃないじゃん(笑)。


その通りの文なんですけど
ここ1年くらい、急にテレビを見るようになりました。

それまでは生まれて来てこの方、ずっとラジオっ子だったので
ラジオばかり聞いていたのですが、それがテレビに移動しただけなのです。

まあ、テレビを見る時間が増えてしまったので
その分ラジオを聞かなくなってしまったのが残念ですが…。


色々と嫌な思い出を思い返してしまうので、記憶にしまっておきますが
見るきっかけは専門学校の実習のために見たのがきっかけだったりします。

それまではラジオとインターネットの情報だけだったので
あまり普通のテレビのニュースとか見ないんですよね。

そのために、どうも思考や考え方に偏りがあると言われ
仕方なくテレビを買って、見たのがきっかけで今に来ています。


と言っても、今は何を見ているのかというと
深夜アニメと映画だけだったりしますw


テレビのバラエティやニュースやドラマを見るようにしたんですが
全然面白くないので結局見るのを止めてしまいました。


バラエティ→深夜ラジオの方が面白い
ニュース→新聞社の意向が強すぎてつまらない
ドラマ→今の演技はどうなのよw


となり結局ほとんど見ませんでした。

で、たまたま見たのが深夜アニメだったんです。
元々、オイラは映画はかなり見る人なので、そんなに抵抗なく入っていけました。


深夜アニメを見て驚いたのが、クオリティの高さですかね。
安易な内容で無く、考えさせられる内容が多かったです。
映像美、構図もしっかりしており、世界で日本のアニメが
カルチャーとして受けているという意味がなんとなくわかりました。


特にオイラがハマったのは
とらドラ!」「化物語」の2つですかね。


それ以外にも面白いアニメはありますが
凄く印象的なのはこの2本ですかね。

ホントにまだアニメのことを全然知りませんが
この2本だけは少なくとも10回以上見ています。
いやはや。これが素晴らしくて…。
とまあ、そんなに語っても仕方ないんでw


今見ている番組は

ドラマだと
ラストマネー −愛の値段− | NHKドラマ

教育だと
schola 坂本龍一 音楽の学校

アニメだと
輪るピングドラム
ちはやふる


この4本は必ず見ています。

それ以外はあんまり見ないで
昔の映画や海外ドラマのDVDをレンタルして見ています。


オイラって結構お固いテレビが好きなんで
どうしても偏ってしまうんですよね。
でも、偏ってしまうのは悪いことではないと思うんです。
人が気が付かない部分に気付いたり
普通はわかるのにオイラはわからなかったりする部分があります。



昔学生として通っていた医療学校の実習で先生から「その偏りを治さないといけない」と言われました。



オイラはあえて反論して
「偏りを普通になるように戻すのではなく、戻した時にどのようなメリット、デメリットが生まれて
その自分がどのように満足できるのか?という選択が大事だと思うのです。」
と言いました。


まあ、こんな屁理屈を言う学生は腹が立ちますね(笑)。

そりゃ落ちますって(笑)。


ただ、今でも心がけているのは「食わず嫌い」にはならないことですかね…

「偏見を持たずに何事も挑戦して取り組んで行きたい」という姿勢は長年変わりません。


ということで、今後もそういう生き方を維持できたら良いかな?と思います。


今日のブログでした。

今日の気になったニュース

ようやくお仕事の忙しさが一段落したのでニュースなどを紹介です。


【2ch】ニュー速クオリティ:富士そばに外国人観光客殺到 人気の理由に意外な事実判明
ほう富士そばが外国人に人気なのか…


オイラは立ち食いそばは結構好き。と言っても毎日食べているわけではないので
そんなに食べないですけどね。

やはり立ち食いそばと言ったら「富士そば」ではなく「小諸そば」と思うのだが。
小諸そば事業部 -三ツ和株式会社

立ち食いそばを語る上ではこの「小諸そば」は一度行かなくてはいけないと思う。
小諸そば富士そばと同じ立ち食いそばのチェーン店だが
大きく違うのは「麺」である。

今までの立ち食いそばはあらかじめ茹でてある麺を
注文を受けてもう一度お湯で温め直して出す。
メリットとしてはすぐに出せるというのがあるが
デメリットとして麺にコシがなく正直美味しくない。

そこで出て来たのが「小諸そば」。
小諸そばは生麺を使用して茹で上がりに時間がかかるが
麺自体に大変コシがあり、普通の蕎麦屋に匹敵する味をしているのだ。
ということで、富士そばより小諸そばに行ってみることをオススメします。


ちまたでは「ゆで太郎」という新しい立ち食いそば屋さんが流行っているので
一度行ってみたいと思っています。
ゆで太郎
ゆで太郎はまだ近くに店舗がないので、きちんて調べていかないとね!

そんなこんなで今日のニュースでした。

そういえばたまたま聞かれたので

まあ、大したことではないのですが
先日友達から「コパチくんのブログ名が変わったの?」と聞かれたので
どうでも良い話をww


どうでも良い話なので別に見なくて良いです。


「コパチ太郎の毎日が〜」なんですが
まあこの「〜」の部分が微妙に変わっています。


「戦争」→「挑戦」→「裏技」と3回目ですね。


単純に心境と環境の変化ですね。


ホントにそれだけです。

まあ、色んな人と戦っていたここ3年だったので、その時は「戦争」でした。

で、新しいことに挑戦しなくてはいけないので、その後1年くらいは「挑戦」でした。

で、今現在は「裏技」になっています。

いや、まあ今は「裏技(汚い手)」を使わないと生きてはいけないような状況なので
そんなタイトルにしただけです。

それだけなんです。

自分の目標に対して「どのような姿勢で望むか」の題名なだけですので
気にしないで下さいね。


おわり。

コクリコ坂からを見てきたよ

コクリコ坂を見てきましたよ。

いやはや、妙に評判が良いような気がしたのと
先日、NHK宮崎駿宮崎吾朗のドキュメンタリーがあったので見たくなったという理由です。


宮崎駿さんの作品はどれもが凄いし美しい。
やっぱり映画に対する情熱とか、映画のあるべき姿が明確にあると映画を通して感じることができる。
それに対して、五郎さんの作品は「映画に対する情熱」が全く無いとオイラは思ったのですよ。


それは前作の「ゲド戦記」もそうだったように
「父親に対して認めてもらいたい」という気持ちばかりが出ていて
映画の本質とか、「映画のここが好きだ」という「愛情」を全く感じないんだよね。


本質的に「五郎さんは映画が好きなのかな?」という部分を知りたいです。


以下ネタバレを含んで感想を言うと…

前作からも引き続き感じましたが「構図」が圧倒的に酷い。
すごく簡単にいうと「平面的」であるのよ。

カメラの位置設定が低く、「登場人物と同じ目線という表現」をしたかったと思われるが
これをすると映像に立体感が無く迫力がないに等しい。

カメラワークってホントに大事で
単に場面を撮るだけではなく
場所、歴史背景、登場人物の感情や心境を映すと思うんだけど
そういったところが全くない。


特に前半は見るべき演出がありません。


物語の始まりというのは、場所や登場人物の歴史背景、日常(育った環境)などを中心に撮るのが通例。
別に通例で無くても良いけど「どのような人物なのか?」を知りたいと思うんだ。

冒頭は主人公の女の子のリズミカルに起きる「寝起きのシーン」だもん。
主人公の女の子の元気が良い感じは伝わるけど、いったいどういう人なのかが察しがつかない。


その後も真横から撮った映像ばかりで
まるでファミコンスーパーマリオを見ているかのよう…。
まあ、小津安二郎の作品もそのように撮る所があるけど
小津作品はカットを独特のリズムで角度を変えて躍動感を抱かせる。
また天井にある電灯を中心に三角形の構図を作ることで
映像に安心感を与えるなど小津作品は意図したような演出がある。

しかし、吾郎作品はその辺が超適当。


自転車で坂道を下るシーンもキャラクターのアップだけで表情ばかりを追ってしまい
坂を降りていくスピード感がまるで無しだし
表情以外の体の動きや、しぐさなどから心情を表現することも無し。


唯一あるのは好きな人に対して頬を赤くする演出くらい(笑)。
小学生のマンガですか(笑)


あと冒頭の寝起きのシーンで、音楽と効果音の間合いが全く合っていない点も気になりました。
冒頭の階段を降りるところの「トン、トン、トン(足音)」とリズミカルに降りるシーン
(たぶんここはリズミカルに速く歩くので、キャラクターの性格を表現したいのだと思う)が
キャラクターの階段を降りる音と、バックのBGMが重なって聞きづらい。
BGMとキャラクターの効果音が重なって、意味が分からないということが多かったです。


ストーリーも説明が多すぎです。
映画はストーリーの説明は最小限で良いから、
演出にて環境、キャラクターの心情、性格などを最大限表現するのが
鉄則なんですが明らかにすべて逆になっています。

唯一の良いシーンは主人公の女の子が学校に通う一場面のシーン。
橋を渡るシーンは立体的な構図で引きの絵になっており
一瞬で街が見渡せたので「このようなところで生活している」と感じれた。
が!!!実はこのシーンの絵はお父様である宮崎駿が提供したシーンなんだよね…


巷では比較的評判の良い作品らしいですが
オイラには合わない映画でした。
レイトショーで1300円だったがこの値段でも高い。
下手をしたら無料でも見ないと思う。


ホントに宮崎吾朗さんは「映画が好きでない」のなら映画を作るべきではない。


父の宮崎駿氏は、吾郎氏が映画でどんなに素晴らしい賞を取ろうと
お金を大量に利益を得ても認めないと思う。

息子はいつか父親を越える。
しかし、父親が越えられたことに気付いてもそれを認めようとは絶対にしない…。
父親は死ぬまで父親でありたいんだよ。
だから吾郎氏は介護だと思って
それを察して何を言われても自分のやりたいことだけを
進んで欲しいと思います。


ぶっちゃけ、ジブリを辞めて違うアニメ会社に行った時に
初めて本当の評価が受けられると思うのだが。


まあ、そんなところでオイラにはかなりのツマラン映画でしたが
比較的評判は良いらしいです。良かったらどうぞ〜


映画コクリコ坂からのレビューでした。