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敬遠される介護職…

敬遠される介護職…
http://mainichi.jp/select/opinion/yuraku/news/20091128dde041070035000c.html

当たり前じゃ。
コパチは一応、介護職経験者。

このニュースだと
「事務職と給料が同じくらいだから来てくれ」的なことが書いてあるが
ぶっちゃけ、仕事内容と将来性を考えれば介護職は絶対に選ぶことは無い。

仕事内容は老人などの「おしも」の世話とかが中心で危険、汚い、安いという部分で20万円でも安い内容。
また、20万円といっても、これはたぶん夜勤を含めての給料だと思うから
夜勤は体力的に死ねるよ。

人手がいないから仮眠とか無いし20時間連続勤務とか普通だもん。

さらに、昇級がほとんどないばかりかボーナスもないのがほとんど…
そんな職に就きたいと思うマゾみたいな人が珍しいと思うんよ。

で、よく「給料を上げれば良い」と言う人がいるけど
給料は介護保険の点数から加算という形で出るから
要は給料は国の税金から出ているわけ。

だから、事業所だけで給料を上げるのは無理に近い。

たぶん消費税とかを30%くらいに上げるとそれなりに給料は上がるけど
みんな30%に上げるのはそれで良いのかな?
そんなの反対するに決まっているし
生産性の無い老人にお金をつぎ込むのは非常に厳しい。

さて、この問題はどうするんだろうね?
少子化とか言っている以前にまずは医療費を削減しないと…

また、少子化の原因として
20代、30代の給料があまりにも安いからという理由もある。

「生きる権利」ばかり求めるのではなく「死ぬ権利」も認めて行くべきと思う。

極端な話、「脳死」=「死」と認めているなら
認知症」=「死」という形を今後認めて行くべきと思う。
コパチは認めなくないが、介護職をしていた経験上
「徘徊」「異食」などはあまりにも手がかかりすぎる。
手がかかるのはかまわないんだけど
給料があって、そこで家庭を築いていかないと国は維持できない。
もう終わっているのかもしれないけど。

まあ、そんなこんなで広い視野で物事を考えないと今後はいけないと思っております。